研究開発方針
技術革新により、三井化学グループ成長の原動力となる
三井化学グループは、「経済的な成長」「地球環境との調和」「社会との調和」を実現するとともに、新たな価値の創造に向けて「革新的な新技術の創出」に取り組みます。
「絶えず革新を追求し、化学のちからで夢をかたちにする企業グループ」をめざし、研究開発を強く推し進めます。
2008年度中期経営計画の基本コンセプト
研究開発の使命
三井化学グループの成長・拡大のために、「機能材料事業」「先端化学品事業」「基礎化学品事業」の3事業領域において、競争優位かつ地球環境に調和した技術を開発します。
研究開発の方向性
三井化学グループの成長の原動力となる「競争優位な技術力」を維持・獲得していくとともに、化学企業として、地球温暖化や原油の不足など、地球規模での問題に真摯に取り組み、「地球環境に配慮した革新的な新技術の創出」をめざします。
「経済的な成長」
- 機能性ポリマーズの拡充
- 基礎化学品競争力強化のための革新プロセス開発
「環境との調和」
非化石原料活用技術
- 植物由来ポリウレタンの開発
- 非可食資源由来のバイオオレフィン類の開発
GHG(温室効果ガス)削減技術
「社会との調和」
- 安全性の高い革新プロセスの開発
機能性ポリマーズの拡充
三井化学グループは、1.機能性オレフィンポリマー、2.ウレタン系ポリマー、3.ポリイミド・ポリアミドの分野において、「機能」「用途」の更なる拡充を目指し、競争優位性のある技術開発に取り組みます。

非化石原料活用技術
植物由来ポリウレタンの開発
植物由来樹脂は、化石資源の節約や地球温暖化をもたらす温室効果ガス(GHG)の抑制に寄与することから、現在、資源循環型社会を構築するためのキー材料として期待されています。
三井化学グループは、植物由来ポリウレタンを開発し、自動車用シートなどへの展開を進めています。

CO2の化学的固定化技術の開発
三井化学グループでは、CO2を化学的に固定化する技術の開発に取り組みます。
工場から排出されるCO2と水の光分解から得られる水素を用いて、メタノールを合成し、さらに得られたメタノールからオレフィン類、アロマ類を製造する、環境対応型の技術です。
このコンセプトの実現には、超えなければならないさまざまな技術課題がありますが、三井化学グループは工業化レベルでの実現に向けて、CO2分離・濃縮技術の確立、メタノール合成技術の確立、水分解用の光触媒の開発を目指し、第一歩を踏み出しました。


