三井化学 第2回 触媒科学国際シンポジウム(MICS2005) The Second Mitsui Chemicals International Symposium on Catalysis Science

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ご挨拶

三井化学第2回触媒科学国際シンポジウム(MICS2005)開催趣意書

組織委員長 三井化学社長 中西宏幸
MICS2005組織委員長
三井化学社長中西宏幸

21世紀、科学技術は人類の生活、経済社会の発展に一層貢献して、世界の持続的発展に寄与することが期待されています。地球規模での資源の有効利用、生産、使用、廃棄、リサイクルを視野に入れ、高機能材料・物質を創出する触媒科学の進展はまさにその原動力といえます。そして、真に豊かな社会を作り上げるためには、科学技術を駆使するさまざまな産業・業種が、領域・分野を越えて、新たな知の創造に向け挑戦することが不可欠です。

三井化学は「地球環境との調和のなかで、材料・物質の革新と創出を通して、高品質の製品とサービスを顧客に提供し、もって広く社会に貢献する」ことを企業理念として掲げています。優れた触媒の開発は化学産業における生産性を飛躍的に向上させ、また環境負荷を著しく低減します。触媒科学が21世紀の新産業創造を導くと言っても過言ではなく、三井化学は、最先端の触媒開発を、長年に亘り培ってきた科学のネットワークを活用しながら取組んでいます。

このネットワークをもとに、世界の第一線の触媒研究者にお集まり頂き、2003年3月に「重合触媒最前線」をテーマとして、「三井化学 第1回 触媒科学国際シンポジウム」を開催いたしました。このシンポジウムでは、高機能材料・物質を創出するポリマーの触媒について、組織の壁を越えた研究交流が行われ、有意義なシンポジウムであったと高い評価を頂きました。

 そして今回、2005年3月22日、23日に「三井化学 第2回 触媒科学国際シンポジウム」を、千葉県木更津市のかずさアカデミアパークで開催いたします。今回は、ファインケミカルズ、医薬、農薬などの分野において、様々な機能を有する新しい物質や合成法の創出をもたらし、社会の持続的発展を目指した機能性材料創出に利用される触媒科学の研究に焦点を当て、「精密合成を目指したグリーン触媒最前線」をテーマといたします。

このシンポジウムでは、ノーベル賞受賞者のシャープレス先生(スクリプス研究所、アメリカ)を始め、8名の招待講演の先生方をお迎えいたします。

また、三井化学は今年度、新たに「三井化学 触媒科学賞」を制定いたしました。触媒科学の分野で優れた研究業績を挙げた研究者を称え、化学および化学産業の持続的発展に寄与することを目的としており、今回は本シンポジウムにおいて、その受賞者の記念講演を行います。

高機能材料・物質の創出を通して豊かな社会の発展に寄与する触媒科学について、本シンポジウムが、世界中の研究者の交流の場と、新たな知の創造の場となることを希求いたします。

MICS2005組織委員長
三井化学社長
中西宏幸

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