アーレン®
変性ポリアミド6T
ナイロンの基本骨格に芳香環を取り入れることにより、耐熱性の向上と低吸水性を実現
- 高耐熱性
- 低吸水性
- 高機械強度
- 流動性
概要
アーレンは、その基本骨格に芳香環を取り入れることにより、融点320°Cという高耐熱性を実現するとともに、従来のポリアミド樹脂の弱点であった吸水性の問題もクリアしました。
第3成分を加え変性させることで、良好な成形性を維持しながら、耐熱性と低吸水性のバランスをとったポリマー構造を持っており、近年のIT技術を支える表面実装方式の鉛フリー半田にも十分耐えうる優れたポリアミド樹脂です。
アーレンは、変性ポリアミド6Tを世界に先駆けて量産化した三井化学の自信作です。
特性
高耐熱性
アーレンEシリーズは、320°Cの高融点を保持しながら、成形時の流動性も良好です。
低吸水性
ポリアミドの高吸水の原因は、分子構造中のアミド基に水分子が水素結合するためです。アーレンは、この吸水の原因であるアミド基の濃度を低減させることにより、PA46と比較して3分の1の低吸水を実現しました。
高機械強度
アーレンは、分子鎖中の剛直な芳香環と低吸水により優れた機械強度を実現しました。
- 曲げ弾性率(常温、絶乾状態)
- Eシリーズ(E440N)=14,600MPa
- Aシリーズ(A350)=17,000MPa
流動性
優れた流動性を持っています。
耐薬品性
ポリアミドの中で最も良好な耐薬品性を示します。
高温時剛性
高いガラス転移点(125°C)を有しているため、エンジンルーム内等の高温雰囲気下においても、高剛性を維持できます。
用途
コネクタ、ジャック、スイッチなどのSMT対応電子部品、自動車部品、自動車電装部品、シリンダーヘッドカバー、サーモスタッフケースなどのエンジンルーム内部品



