トップメッセージ
ステークホルダーの皆様とのコミュニケーションを大切に「社会から信頼される企業グループ」を目指します
三井化学グループは、CSRの積極推進を経営の重要な課題として、次の4点を大切に「社会から信頼される企業グループ」を目指したCSRを進めていきます。
本業を通じた貢献こそがCSR
当社は、「企業グループ理念」に「地球環境との調和の中で、材料・物質の革新と創出を通して高品質の製品とサービスを顧客に提供し、もって広く社会に貢献する」と謳っており、この理念を本業を通じて具現化することこそが当社の目指すCSRの姿である、と考えています。
このため、長期の経営の目指す姿を示す「グランドデザイン」においては、長期経営目標として、収益目標に加えて環境目標を設定しています。これは、環境を経済活動の制約ととらえるのではなく、「GHG(温室効果ガス)削減」や「非化石原料の活用」などの地球環境問題への対応に積極的に取り組もうとするものです。
また、「経済・環境・社会3軸での業績評価制度」を取り入れています。役員および幹部社員の業績評価について、事業収益等の「経済軸」だけでなく、「環境軸」や労働災害撲滅、法令遵守などの「社会軸」における取り組みも重要な業績評価要素ととらえ、これら3軸のバランスのとれた経営を進めていこうとしています。
社員主体のCSR推進~CSRサポーターを核に
CSR推進のためには、前述の経営全体の取り組みに加え、第一線の社員一人ひとりが自ら考え、自ら取り組むことが重要と考えます。当社では、約470名のCSRサポーターが関係会社を含むグループ企業の各職場から選ばれ、当社CSR活動の核としてそれぞれの持ち場、立場で積極的に活動しています。アジアの主要海外拠点からも現地の社員がCSRサポーターとして参加しています。
現在、CSRサポーターによる熱心な議論を経て策定した「三井化学グループ行動指針」のさらなる浸透と定着を目指し、このCSRサポーターを中心にした「夢トーク(行動指針ディスカッション)」活動を三井化学グループ全体で展開しています。
コンプライアンスはCSRの基盤
「社会から信頼される企業グループ」を目指すにあたっては、コンプライアンス(法令・ルールの遵守)はその大前提です。「三井化学グループ行動指針」においても、「いかなる利益の追求よりも、法令・ルールの遵守を優先」することを第一項に据え、徹底を図っています。
今後も内部統制の的確な推進や風通しのよい企業風土の構築等に継続的に取り組み、法令・ルール違反の発生を許さない、磐石のコンプライアンス体制づくりを目指します。
コミュニケーションを大切に
社会の信頼を得るためには、ステークホルダーの皆様の声に耳を傾ける「受信」と、企業としての活動を積極的に伝えていく「発信」の、双方向のコミュニケーションが極めて重要です。これからも、各々のステークホルダーの皆様とのよりよい双方向のコミュニケーションを目指し、様々な場での「受信」と「発信」を拡げ、深めていきたいと思います。
以上のような点を踏まえ、今年も「CSR報告書2008」を作成し、皆様のもとにお届けします。
今年は、特に「地球温暖化」にスポットを当て、その当社の取り組みを、社外有識者の方々と社員との対話(ダイアログ)の形でご紹介しています。これらを通じて、ものづくりの現場での工夫と躍動を感じていただければ幸いです。
ぜひ本報告書をご一読の上、当社へのご理解を深めていただくとともに、忌憚のないご意見をお寄せください。

