重要課題

三井化学グループは、社会と当社グループの持続可能な発展を目指すにあたって、重要課題を特定しました。

重要課題の特定プロセス

三井化学グループは2007年度から、「経済」「環境」「社会」の3軸経営の姿勢を明確にしています。2014年度に公表した「2014年度中期経営計画」では、事業活動を通じて社会貢献をするという方針のもと、「環境と調和した共生社会」「健康・安心な長寿社会」「地域と調和した産業基盤」の実現に向けて、社会と当社グループの事業の持続可能な発展を図っていくことを明確にしました。
事業活動を通じて社会貢献に取り組んでいくにあたって、当社グループの事業活動が社会に及ぼす様々な影響要因について各種国際的なガイドライン等を参考に、事業の特徴や活動する地域を考慮し、ステークホルダーのご意見も参考にしながら、重要課題を特定しました。今後、社会の変化や当社事業活動の変化とともに、必要に応じて見直しを行います。

ステップ 1:特定

国際的なガイドラインを参考に課題を抽出しました。また三井化学グループは「2014年度中期経営計画」策定の過程で、事業活動を通じて社会貢献をするという視点に立ち、化学産業が貢献すべき社会課題の特定を行いました。

ステップ 2:優先順位付け

ステップ1で特定した課題を、ステークホルダーにとっての重要度と三井化学グループにとっての重要度の視点から評価。ステークホルダーの視点は、ステークホルダーが各々の課題についてどの程度重要と考えているか、当社グループに対して取り組みを求めているかを考慮しました。当社グループにとっての重要度は、企業グループ理念、行動指針、事業戦略からの視点で評価しました。これらの評価から、「中」「高い」「かなり高い」に優先順位付けし、23の重要課題を選定しました。

ステップ 3:妥当性の確認

社内で行った優先順位付けについて妥当性の確認のため、社外の専門家からのコメントをいただくとともに、CSR委員会にて妥当性の確認を実施しました。

ステップ 4:レビュー

今後、定期的にCSR委員会にて重要課題特定のプロセスのレビューを行い、社会状況に合致した見直しと目標設定およびその実行と進捗の確認を行っていきます。

重要課題の特定

選定した重要課題は、「当社グループが事業を遂行する上で社会に影響を与える課題」「当社グループが事業を通じて社会に貢献する課題」「基盤となる課題」として整理しました。

重要課題のマトリックス

当社グループが事業を遂行する上で社会に影響を与える課題
気候変動対応(GHG削減)
大気環境の保全
水資源の保護と管理
生物多様性
産業廃棄物の管理
資源利用効率の向上
産業素材の安定供給
国内生産最適化
安全・保安
化学物質管理
製品とサービスの品質
雇用・人材
労働環境
社会とのコミュニケーション
当社グループが事業を通じて社会に貢献する課題
低環境負荷な製品・サービス
再生可能エネルギーの開発
都市化・スマートシティ化
少子高齢化
生活の質向上
医薬・医療の高度化
食糧問題への対応
基盤となる課題
CSR調達
コンプライアンス

重要課題と三井化学グループの対応

当社グループが事業を通じて社会に貢献する課題

重要課題

  • 低環境負荷な製品・サービス
  • 再生可能エネルギーの開発
  • 都市化・スマートシティ化
  • 少子高齢化
  • 生活の質向上
  • 医薬・医療の高度化
  • 食糧問題への対応

三井化学グループの目指す姿

気候変動をはじめとする環境負荷低減への取り組みや都市化、世界的な長寿命化・高齢化、そして人口の増加や生活レベルの向上にともなう食糧問題への対応と、多くの社会的な課題を三井化学グループは認識しています。
これらの課題解決に向け、低環境負荷な製品・サービス、再生可能エネルギーの開発、都市化・スマートシティ化などへの対応として「モビリティ」事業を設定、少子高齢化にともなう生活の質向上、医薬・医療の高度化への対応として「ヘルスケア」事業、そして食糧問題への対応として「フード&パッケージング」といった事業ポートフォリオにおいて、社会課題解決と事業上での成長をともに進めていきます。
また、環境評価には独自の指標でもあるBlue Value®による評価を進め、ステークホルダーとバリューチェーンにおける当社グループ製品・技術の環境貢献価値を共有していきます。

三井化学グループの取り組み

  • モビリティ領域の製品・サービスの創出・拡大
  • 環境・エネルギー事業推進
  • ヘルスケア領域の製品・サービスの創出・拡大
  • フード&パッケージング領域の製品・サービスの創出・拡大

当社グループが事業を遂行する上で社会に影響を与える課題

重要課題

  • 気候変動対応(GHG削減)

三井化学グループの目指す姿

「2016年度までにGHG排出量を2005年度から22%削減(フル稼働ベース)」を目指し、低炭素社会の実現に努めます。

国内製造拠点6工場等および国内の連結子会社15 社を対象

三井化学グループの取り組み

  • 地球温暖化防止

重要課題

  • 大気環境の保全

三井化学グループの目指す姿

法律に基づいた適切な管理とともに、化学物資の大気環境への影響に配慮し、継続的な改善に努めます。

三井化学グループの取り組み

  • PRTR法対象物質の管理
  • 大気環境の保全

重要課題

  • 水資源の保護と管理

三井化学グループの目指す姿

水は限られた大切な資源であり、その保全が世界的な重要課題であると認識しています。COD、窒素、リンなどの水質汚濁物質の適切な管理と継続的な改善に努め、効率的な水利用を促進しています。

三井化学グループの取り組み

  • 水環境の保全

重要課題

  • 生物多様性

三井化学グループの目指す姿

化学品の安全性の確保や管理などを通じて生物多様性の保全に努め、持続可能な利用に配慮した事業活動を進めていきます。

三井化学グループの取り組み

  • 生物多様性の保全

重要課題

  • 産業廃棄物管理

三井化学グループの目指す姿

国内生産拠点、海外関係会社での産業廃棄物の減量化やリサイクルなどの再生資源化を積極的に推進し、グループ一丸となって最終処分量削減に取り組みます。

三井化学グループの取り組み

  • 産業廃棄物の削減

重要課題

  • 資源利用効率の向上

三井化学グループの目指す姿

省エネルギーの推進、燃料転換、プロセス革新技術の創出、再生可能資源の利用等の取り組みを進めます。

三井化学グループの取り組み

  • 環境にやさしい生産技術

重要課題

  • 産業素材の安定供給

三井化学グループの目指す姿

様々な分野で加工され最終製品としていろいろな分野や生活の中で使用されている産業素材の安全を確保し、安定的に社会に提供することにより経済活動に貢献します。

三井化学グループの取り組み

  • 構造改革

重要課題

  • 国内生産最適化

三井化学グループの目指す姿

ものづくりを担う人材を育て、製造、販売、研究すべての「現場力」を深耕して産業基盤を支えていきます。
また、地域の持続可能な発展への貢献にも引き続き取り組んでいきます。

三井化学グループの取り組み

  • 最適生産体制の確立

重要課題

  • 安全・保安

三井化学グループの目指す姿

安全は企業として存続するための基盤であり、三井化学グループでは、「安全はすべてに優先する」という経営方針のもと、全グループを挙げて様々な安全活動に取り組んでいます。当社グループが「最も安全にすぐれた会社」であると社会の皆様から認知されるよう、全社一丸となり、安全対策を徹底していきます。
また、グループ全社を挙げて事故・労働災害の防止にも引き続き注力します。

三井化学グループの取り組み

  • 保安防災
  • 労働安全衛生

重要課題

  • 化学物資管理

三井化学グループの目指す姿

持続可能な開発に関する世界首脳会議(通称WSSD)で国際的に公約された、「2020年までに化学物質による人の健康と環境への悪影響を最小化する」という目標(WSSD目標)に向けて、各国の化学物質管理政策および法規制の最新動向を把握しタイムリーな規制対応に努めるとともに、製品の開発から廃棄までの全ライフサイクルにわたりリスクを評価・管理することで、ヒト健康と環境の保護に取り組みます。

三井化学グループの取り組み

  • 化学物質マネジメント

重要課題

  • 製品とサービスの品質

三井化学グループの目指す姿

「品質のつくり込み活動」である品質管理と「お客様から信頼を得る活動」である品質保証を両輪として、品質マネジメントを継続的に改善するとともに、製品・サービスの品質向上によって、お客様満足のさらなる向上に努めます。

三井化学グループの取り組み

  • 品質マネジメント

重要課題

  • 雇用・人材

三井化学グループの目指す姿

三井化学グループは、「人材マネジメント方針」に基づき、個々の従業員が「生きがい・働きがい」を実感しながら、組織としてのパフォーマンスを最大化すべく、取り組んでいます。

三井化学グループの取り組み

  • 人材の育成
  • ダイバーシティの推進

重要課題

  • 労働環境

三井化学グループの目指す姿

「従業員は企業グループ理念を実現するための重要なステークホルダーである」と考えています。「三井化学グループの持続的成長」と「従業員の幸福と自己実現」をともに実現すべきであるととらえ、会社、従業員がその目的を達成していく過程で相互に刺激し、高めあう関係でありたい、と考えています。多様化する従業員の価値観をとらえ、仕事と生活の調和に必要となる労働環境整備(健康管理を含む労働衛生施策)を展開していきます。

三井化学グループの取り組み

  • 働きやすい職場環境づくり
  • 社員の健康づくり

重要課題

  • 社会とのコミュニケーション

三井化学グループの目指す姿

三井化学グループが社会の一員として存在し続けるためには、ステークホルダーの皆様から何を求められているのか、何を期待されているのかを常に敏感にとらえるよう努めなければならないと考えています。そのために様々なステークホルダーの皆様とのコミュニケーションを大切にしながら、いろいろな取り組みを実施しています。

三井化学グループの取り組み

  • 人権の尊重
  • 株主・投資家とともに
  • 産官学会とともに
  • 地域社会とともに
  • 社会貢献活動

基盤となる課題

重要課題

  • CSR調達

三井化学グループの目指す姿

「すべてのお取引先は三井化学グループの良きパートナー」であるとの認識のもと、「三井化学グループ購買方針」を制定し、その方針にしたがって購買活動を実施しています。法令・ルールの順守をはじめ、人権の尊重、環境への配慮などの価値を取引先と共有し、調達を行っています。

三井化学グループの取り組み

  • 紛争鉱物
  • CSR調達アンケート

重要課題

  • コンプライアンス

三井化学グループの目指す姿

企業が存続し続けるためには、社会から信頼される存在であることが必要です。その実現に向けて、当社グループは、2006年に制定した「三井化学グループ行動指針」において、その第一番目に「法令・ルールの遵守」(コンプライアンス)を掲げました。法令・ルールを遵守することは当然として、文字に落とされていない倫理や社会通念に則った行動を前提とした取り組みを進めています。

三井化学グループの取り組み

  • 法令順守

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